解夏(映画)
さだまさし原作の「解夏」をようやく観に行ってきました。ネットで検索するとこの作品に対しては、賛否両論渦巻いているようですね。私は素直に感動しました。
この物語は、市井の人が平凡な人生を少しずつ失っていくことに対する葛藤やその心の動きに共感したときに涙が出てくるのだと思います。いろいろ細工を凝らして泣けるシーンをつくったわけではなく、リアルな日常生活を淡々と描くことに徹しています。そのため、映像技術の巧みさやストーリーの緻密さを求めた人には「日常生活を淡々と観せるだけでラストに行くなんて」という印象を与えてしまい、かなり凡庸な映画に見えたのではないかと思います。
一方、多くの人が涙しているのはリアルな日常を描いたことから自分の今の生活が脅かさせる恐怖を想起させて、自分にオーバーラップさせているからかも知れません。ラストシーンは本当に涙するものでした。
もうすぐ映画は終わりのようです。平凡な人生の大切さをかみしめたい人にはお奨めできます。
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コメント
TBありがとうございます。
この映画は長崎の風景に癒されました。
個人的に”長崎旅行がしたい”というツボを
グイグイと押されてしまった感があります(笑)。
僕は映画の美しさとは対称的に、隆之と陽子の
二人の絆が少し理解できませんでした。
何かあるがままに流されているというか、
葛藤もなく病気や二人の関係も修復されてしまうのに疑問で・・・。
まあ、人の関係は多種多様といえばそうなのですが、
もう少し二人の内面に踏み込めればもっとイイ映画になったように感じます。
投稿 えんどー | 2004.02.27 09:28
TBありがとうございます。
日記適当に書いていたので、恥ずかしいですが。
私がこの映画を見た時期は、調度フジTVが「めざましテレビ」や「トクダネ!」等で「感動作品」などなど煽りまくっていた頃だったので、映画を見てまず感じたのがそういったテレビでの大げさな宣伝と実際の映画の淡々としたイメージとの齟齬についてでした。個人的には若干の中途半端さを感じながらもこの作品がおおげさに同情を煽って客を泣かせるような安っぽいものでなく、じわじわとやわらかくて人間味のある雰囲気を持つ映画に仕上がっていたことには非常に好感が持てました。なんとか必死に運命を受け入れようとしながらも、恐怖におびえる主人公の心の葛藤が、ああいう形でのラストシーンへとつながっていて、いま思い出しても胸がきゅんと詰まる思いがする映画です。
投稿 みーふー | 2004.03.03 00:46
TBありがとうございました。あ、でも良かったですよ解夏。映画を見た直後に長崎に旅行したのですが、なんだかロケ地めぐりツアーになってしまいました(^^;;
投稿 ひれかつ | 2004.03.06 15:28